ハタラキアリの徒然日記

働く中で気づいたことについて書くブログです。仕事での「気づき」やビジネス書の書評などを書いています。

Huawei P10 レビュー|なぜiPhoneよりAndroidを選ぶのか

ETORENで、Huawei(ファーウェイ・華為技術)の最新端末「Huawei P10」を購入しました。

iPhoneからAndroidに乗り換えるのにあたって、Galaxy S8、Xperia XZ、Hauwei P10の3機種で悩みました。

この記事では、前半部分で「Appleの何がすごいのか」についての私の考えを述べて、後半部分で「なぜAndroidに乗り換えるのか」について書きました。

Appleは何がすごいのか

Appleは、売上の60%以上をiPhoneによって稼いでいます。

App Storeの売上やApple Watchの売上もiPhoneの売上に支えられていますから、実質的にiPhoneの会社といっても過言ではないでしょう。

そのAppleがなぜ世界最大の会社になれるのかについてのお話です。

ハードウェアとソフトウェアの両方を提供している

Androidは、Googleがソフトウェアを開発し、SamsungやHuaweiがハードウェアを開発しており、Windowsは、Microsoftがソフトウェアを開発し、HPやLenovoがハードウェアを開発しています。

一方で、Appleはハードウェアもソフトウェアも自社で開発しています。

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これがAppleの最大の強みと言われています。

Appleは、ハードウェアに最適化されたソフトウェアを、ソフトウェアに最適化されたハードウェアを提供することができるのです。

しかし、AndroidやWindowsはそうはいきません。

ソフトウェア側が寡占なので、GoogleやMicrosoft側が「バージョンアップしたらかスペックをあげておいてね」という態度で臨むことができてしまうのです。

利益率が高い

iPhoneはきわめて利益率の高い製品です。

iPhoneを製造するのは唯一Appleのみであり、iOSを使おうと思ったらiPhoneを購入するしかありません。

このため、端末の価格競争は生じず、値引きもありません。そのうえ、収益はすべてAppleが享受します。

Androidにおいてはそうはいきません。SamsungやHuaweiがハードウェアで積極的に競争を行うため、高コスト・低価格になりがちです。

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スマートフォン市場という大きな市場において、利益のほとんどはAppleによって独占されているといわれています。*1

オサレである

Apple製品が支持を得る源泉はデザインです。

Appleは「シンプル・イズ・ベスト」と主張して、シンプルなラップトップやスマーフォンを提供することで人気を博しました。

この考え方にもとづけば、機能が少ないことも「シンプルである」ということになって、ベストであるための条件と認識させることができるのです。

もちろん、削ることで便利になる側面もあるとは思いますが、機能を削ることでAppleが低コスト体質となっているのも事実です。

ターゲティングが優れている

電子機器へのこだわりと、所得水準の2軸で分類したときに、Appleがターゲットにしているのは「こだわりがなく・所得が高い」という層です。*2

この層は、趣向品にもお金を出し渋らないうえ、高コストになりがちな高性能さは求めず、人数も非常に多いという、きわめて魅力的な顧客層です。

Appleが成功しているのは、この層をしっかりと獲得しているからだといっても過言ではないでしょう。*3

なぜ、iPhone 8よりもHuawei P10が良いのか

以上がAppleがいかに素晴らしい戦略を持っているかという話でした。

次に、そういう私がなぜAndroidに買い替えるのかというお話をします。

なぜiPhoneを使っていたのか

はじめてのスマートフォンを選んだ当初、私はモバイル端末について懐疑的でした。

画面は小さいしパワー不足だし、そのくせ安くもない。そんなものにこだわっても仕方がない。

パソコンさえあれば、スマートフォンなどいらないとさえ考えていたのです。

そのため、覚えることが少なく直感的に扱えるスマートフォンとして、iOSのスマートフォン「iPhone 5S」を購入しました。

モバイル端末への期待

モバイルの通信速度が向上して、端末の性能も上がると、簡単な作業は外でもできるようになります。

徐々に外出先での仕事も多くなり、家の外での生産性を意識するようになりました。

そうすると、スマートフォンやラップトップの性能も必要になってきます。Wi-Fi環境も重要です。

そう考えた私は、まず使っていた安物のラップトップを他人に譲り、Lenovoのハイエンドラップトップを購入しました。*4

次に、Wi-Fi環境を整えるべく、格安SIMをやめてDocomoのSIMにしました。通信容量も20GBのヘビーユーザー向けのプランに変更です。

私の中の「モバイル端末革命」において、最後に残ったのがスマートフォンでした。

iPhone 5Sから新しいiPhoneへと買い替えていたものの、iPhoneでできることの少なさに少しもやもやとしたところがありました。

なぜHuaweiなのか

まず、絶対的な条件として「iPhoneよりも性能の良い端末」であるという基準がありました。

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しかしながら、調べれば調べるほど比較不可能なものであることに気づいたため、Androidの中で比較的高性能なものならよいだろうという結論にいたりました。

候補として考えていたのは、Galaxy S8、Xperia XZ、Huawei P10でした。

どれを選んでもよかったのですが、Samsungという会社に対してあまり良い印象がなかったので、Xperia XZまたはHuawei P10のどちらかにしようと考えました。

結局、国内未発売というプレミア感からHuawei P10を使ってみることにしました。 発展途上のブランドとはいえ、世界的に勢いがある会社だったので単に興味があったというのもあります。

メモリの混在

eMMCとSSDが混在していて問題になっているようです。

虚偽表記は褒められたものではありませんが、性能は誤差だと考えております。

私は、SATAのSSD、PCIeのSSD、eMMC、HDDと全て使ってみたことがありますが、HDD以外では差は体感できませんでした*5

より個人的な意見をいえば、モバイル端末は読み書きスピードよりもバッテリー持ちのほうが大切なので、eMMCでも十分です。

ついでに価格を下げてくれたほうがありがたいです。

ちなみに、端末のメモリを確認したところ、私のものはSSDでした。

Huawei P10

使い勝手はわかりませんが、いまのところは問題なく動いています。ETORENの梱包は丁寧でした。

手に取ってみた感想としては、次のようなものがありました。

  • 意外とAndroidも直感的に扱える

  • 大きめの端末だと両手で操作しないといけないから面倒だと思っていたが、よく考えると小さめのiPhoneも両手で操作していた

  • iPhoneよりもベゼル*6が狭いので、端末のサイズ以上に画面が大きくなった

  • iPhoneと比べるとケースなどが豊富ではないという印象を受けた*7

*1:一説によると、スマートフォン端末から生まれる利益の100%以上をAppleが享受しているといわれています。100%以上とはすなわち、Apple以外の会社は基本的に赤字であるということです。

*2:ここでいうこだわりのある層とは、細かなカスタマイズをしたい層・とにかくハイスペックなものが好きな層を指します。また、所得が高いとは、食べるものなどには困っていない・先進国の所得水準であるという意味です。

*3:AndroidやWindowsは、こだわりが強いか所得が低いかという層になっています。端末の性能がピンキリなので、ケチりたい人はローエンド端末を使い、こだわりたい人はハイエンド端末を使うといった使い分けになっています。

*4:ThinkPad X270; Core-i7 7600U; PC4-19200 16GB; PCIe-SSD128GBで、どのパーツをとってもラップトップでは最高峰です。

*5:そうはいいつつも、デスクトップもラップトップもPCIeのSSDを使っています。

*6:端末の表面のうち、ディスプレイでない部分のこと。縁。

*7:しかし、国内未発売なことと、Huawei自体の世界シェアが大きいことを考えると、探せばいくらでもありそうだとも思っています。